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『モスクワ』に騙されるな

昨日見に行ったバレエは、ものすごくしょうもなかった。
モスクワ・フェスティバル・バレエなんて聞いたこともない団だけど
一応モスクワだし、演目は白鳥の湖だったので期待していたのに・・・

さすが、うちみたいな郊外のカレッジに公演に来るだけのことはある。
「チャイコフスキーも草葉の陰で泣いてるやろ」ぐらいの勢いだ。
去年の秋にコダックシアターに観に行ったキーロフバレエに比べたら(比べる時点で間違ってる)
小学生のお遊戯会としか言いようがない。
隣に座っていたダンスのクラスメイトのハンナも
「全体的にプロのレベルじゃないわね」とバッサリだ。

背景も衣装も安っぽくて、肝心のダンサーも3流。
さすがにオデット役はマシだったが、あくまでもマシというレベル。
二役の黒鳥も、どうにか32回転は回っていたが
一回ごとに伸ばす軸じゃない方の足が、まっすぐ伸びきってなかった。
王子役も道化師役も、跳躍にダイナミックさも美しさもなく・・・
本来ウットリするはずの白鳥のコールド(群舞)も足音ばっかり際立ってキタナイ。

そして4羽の白鳥。
あの白鳥の湖で一番有名な、4人で手を組んで同じ動きをする4羽の白鳥。
首の動きバラッバラ。

レッスン場に鏡もないのか。
ていうか監督は何してるのか。
団員みんなバイトなのか。

もう寝るしかなかった。

無料で見ただけだから、寝てれば済んだので良かった。
でも他の客はなかなか楽しんでいたようだ・・・
本物と偽物の区別ができる自分が嬉しかった。
やっぱり一流の芸術というものは、出来るだけ観賞しておいたほうがいい。
せっかくアメリカにいるんだから、これからもジャンジャン観よう。

4月にディズニーホールに来るアメリカン・バレエ・シアターが楽しみだ。
キーロフには適わないにしても、全米トップの団なのだから素晴らしいに決まってる。
ロシアバレエとアメリカバレエの違いも観ることができるし・・・

しかしモスクワ・フェスティバル・バレエはしょうもなかった。
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by amica_bambina | 2004-02-22 06:26 | 2006年6月までの日記(非公開)