カテゴリ:日本映画 か行( 15 )

北のカナリヤたち

阪本順治が監督。
森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、松田龍平が一同に会している。

この2点で観たい理由は充分あったものの、一見ぬるい感動系に見えて敬遠していた。
でも実際は想像の28倍ほど暗かったし、意外とミステリー調で面白かった。
人間関係もドロドロしてたし。

子供達の歌声ばかりを推すあの番宣の仕方はどうかと思う。
中年〜高齢の客層を掴むために敢えてミステリー感を隠して、ぬるそうに見せてるんやろうか。

吉永小百合は相変わらず少女のようで可愛かった。
20年くらい前のシーンで若作りをしてても、若作りに全く見えなくて何の違和感もない。すごい。

しかし小百合さんよりも、森山未來が本当に良かった。
彼が主役でもいいくらい。
演技力と、うだつの上がらないルックスが最大限活かされていた。
椎名林檎との浮気疑惑を報道されてる場合じゃない。
もっと良い映画にいっぱい出てほしい。

他の人達は出番が少なかった。
宮崎あおいとメガネの人の和解のくだりは、なんでやねんとしか思えなかった。

他にも、あまりにも予定調和だったりベタな部分も色々あったけど
見応えがあったし、阪本順治が監督して良かったと思う。
仮に山田洋次あたりが監督してたら、ほんまに子供の歌声が爽やかに響くだけのぬるい映画に(略

阪本順治さん、次は森山未來主演で「顔」の男版みたいな映画作ってくれへんかなぁ。

あと、全編にわたって本当に寒そうだった。
どれほど我慢しながら撮影や演技をしてたのかと思うと、それだけでもけっこう感動する。
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by amica_bambina | 2012-11-22 23:00 | 日本映画 か行

月光ノ仮面

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板尾創路の脱獄王はものすごい面白かったのに、こっちは何か全く解らなかった。
シュールすぎて。

そもそも、板尾さんと浅野忠信は顔も背格好も全然違うのに
なんで婚約者がその2人を取り違えるのかというツッコミをせざるを得ないけど
もしかすると、それすらも板尾さんのシュールな計算なのかも知れない。

本当に解らなかった。
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by amica_bambina | 2012-07-15 17:02 | 日本映画 か行

奇跡

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フランスでも一般公開されていたので気になってレンタル。
まえだまえだの演技力のすごさに尽きる。

ストーリー自体は何かとおかしな点も多いしどうっていうことはないけど
子供の使い方がやっぱり素晴らしい。
となりのトトロみたいに、子供がどれだけエネルギーを使って
大人に気を使って生きてるかがうまいこと描かれていた。

大塚寧々の関西弁と鹿児島弁はどっちもひどかった。
モックンの娘さんは綺麗だった。
将来が楽しみ。
カメオ出演の長澤まさみもすごく良かった。

でもやっぱりまえだまえだが一番すごかった。
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by amica_bambina | 2012-07-15 16:58 | 日本映画 か行

コクリコ坂から

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正直ジブリは「千と千尋の神隠し」の後ロクな作品を作ってなくて見限ってたけど
今回こそは、意味の分からんファンタジーじゃないし
ノスタルジックな良い作品なんじゃないかと思って観に行きました。

でも、やっぱり期待を裏切られました・・・
映画としてもアニメとしても、クオリティが低すぎる。
ジブリは完全に過去の遺産になりました。

以下ちょっとネタバレありです。










まず音楽が最低。本当に最低。
昔のジブリは無音のシーンが多くて、沈黙の美みたいなものを感じられて好きだったので
この作品のBGMの多さ、音楽のボリュームの大きさにはかなり抵抗を感じました。

オープニングの時点で、せっせと朝の支度をする主人公の姿をバックに
異常に明るい意味の分からない歌がかかってて
全然トーンが合わないし、ものすごい嫌悪感を覚えてしまい
音楽が入ってなければ何倍もいいシーンなのに・・・と思いました。
そして、その嫌悪感は上映中ずっと消えず。
つまり、ずっとうるさかったです。

ストーリーも、90分程度で好きな先輩と自分が腹違いの兄妹ではないかという事件と
古い校舎取り壊しの反対運動を描こうとしても、全然尺が足りてなくてどっちも中途半端。
絵(人物の動き)も心理描写も雑だし、心を動かされる要素がビックリするほどなかった。
唯一良かったのは、あの美しくて切ない主題歌だけです。

主人公が管理している下宿屋の住人達と祖母というャラクター達も
全然活きてないから出てる意味がないし・・・
あれなら別に普通の家という設定でも良かったのに。

一番ひどいのが、あれだけ校舎の取り壊しに反対して理事長に直訴まで行ったのに
結局、理事長が「気持ちはよく分かったから、責任を持って別のクラブハウスを建てるよ」みたいなことを言って
それで「やったー!」みたいな展開になって、椅子から落ちそうになりました。
伝統ある校舎は潰れてもいいんか!!
集会で「古いものに目を向けないのは悪い」みたいに叫んでたくせに!

吹替えは、長澤まさみは声の表情が素敵だったけど
岡田くんは下手だったような・・・

いつものように、脇役にも豪華な俳優陣を起用してるけど
さっきも書いたように脇役のキャラが全然活きてないから役不足な感じで
誰がどの声をやってるのかすら判別できませんでした。
母親役の風吹ジュンは上手かった。

あとはどうでもいいことだけど、主人公の名前は「海」なのに
なんでみんなから「める」と呼ばれてるのかとか(Wikipediaを読まない限り分かり得ない)
広小路さんという下宿人が呼ばれる度に「ヒロコ叔父さん」にしか聞こえなかったり
当時の高校生は本当に「~したまえ」とか「諸君!」とかいう話し方をしてたのかとか
小さな違和感がずっと付きまとって、ひたすら残念でした。

自分が普段好んで観てる映画のジャンルとかけ離れすぎてるから
自分にはこういう作品の良さが分からなくなってしまったのかも知れないけど
でもやっぱり80年代~90年代初頭のジブリ作品と比べると、クオリティが低いとしか思えない。
何をどう間違ってこうなってしまったんだろう。
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by amica_bambina | 2011-08-10 21:22 | 日本映画 か行

今度は愛妻家

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なるほどそういう話だったのかーという感じで、わりと楽しめましたが
やっぱり全体にセカチュー臭は漂ってましたね。。
男性目線のセンチメンタルすぎる感じ。

豊川悦司はあんまり好きじゃないけど、この役はすごく合っててさらりと演じてて良かった。
あとやっぱり濱田岳がいい!
まだ22歳とは末恐ろしい・・・

水川あさみの役は、特に必要ないような・・・というか
水川あさみと濱田岳のくだり自体いらない感じがした。

映像は、光が柔らかく綺麗な撮り方しようとしてるけど
やっぱり篠田昇さんに比べたら、なんか物足りなかったなー。
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by amica_bambina | 2010-11-25 01:04 | 日本映画 か行

借りぐらしのアリエッティ

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夏に観たのに書くの忘れてました・・・
期待してたけど、「うーん、やっぱりジブリ黄金期は千と千尋までかな」と再確認してしまった感が。
どっちかと言うと前作のポニョの方が可愛くて良かったかも。

借りぐらしとは言っても結局人間から盗んでるし。
そして何より、最後の別れのシーンで少年がアリエッティにいうセリフが気持ち悪くてビックリ。
もっと他に表現あるでしょうって感じ。

樹木希林の吹替えはすごい良かった。
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by amica_bambina | 2010-11-17 23:23 | 日本映画 か行

ゴールデンスランバー

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2時間20分は長いな~という感じだったけど
最後の40分くらいは結構緊張感があって面白かった。

ただ、根本的な所が全く明らかにされず解決になってないんじゃ・・・
何よりも、まず最初の時点で逃げなくても良かったのにとみんな思うよね、これ。
色々理不尽でした。

濱田岳のキャラが立ってて良かった!
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by amica_bambina | 2010-11-02 23:02 | 日本映画 か行

告白

尋常じゃなく面白かった。
これを超える邦画はもう今年は出ないでしょう!!!!
RadioheadのLast Flowersがものすごい美しくて効果的だった。



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by amica_bambina | 2010-06-28 19:02 | 日本映画 か行

キサラギ

今ちょうどBSジャパンのシネマクラッシュで終わったところです。
どんでん返しがいっぱいあるのに、意外性が全くなくて面白くなかった・・・
こんなもん見せられてどうしたらいいの?って感じでした。

公開当時、密室内のみでストーリーが展開することを売りにしてたわりには
回想シーンばっかりで、別に密室であることを活かした内容ではないし・・・
三谷幸喜は「笑いの大学」とか「12人の優しい日本人」とか
優れた密室ものを20年くらい前からとっくに作り出してたっつうの。

明日のシネマクラッシュは、ジュゼッペ・トルナトーレの「題名のない子守唄」だって!!
これは素晴らしい映画なので、BS観れる方、ぜひご覧になってください。
修正とかカットされてるだろうけど。
20:55からです。

Films "S"のところに私が書いたレビューもありますよ。
でもちょっとだけネタバレも含んでるので、リンクは控えます。
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by amica_bambina | 2009-11-09 22:56 | 日本映画 か行

グミ・チョコレート・パイン

原作の小説が大好きなんです。
1回目を読んで3ヶ月後にまた読みたくなって、早くも2回目読了したほど。
1番好きな小説になったかも知れない。

面白い、共感できる、胸が痛む、熱狂する、感動する、ページをめくるのを止められない。
「良い本」の条件を全部満たしてるし、しかも本が苦手な人にもさくさく読めるようになってる。
表現が生き生きしてて、笑って泣ける、優れた小説なのです。
舞台が80年代で、当時の文化が描かれていることもいい感じ。

何より現実を厳しく描いてるところが素晴らしいなぁと思う。
がっかりの連続だもんね、現実は。

で、映画版を観てみたら、結構ひどかった。
勝手に脚色されすぎ、設定変えすぎなうえ、この小説の表面的なところしか拾ってないし
あと画の見せ方が下手だなぁと思った。
残念でした。

山之上とタクオ、カワボンはそれっぽかったけど賢三は・・・
ずっと柄本佑は賢三っぽいと思ってたので、山之上役も上手かったけど、彼に賢三をやって欲しかったな。
弟の柄本時生でも良い。
というか私は2人の区別がついてなくて、柄本明の息子の俳優は1人かと思ってた。
美甘子も全然違うかったなぁ・・・
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by amica_bambina | 2009-02-21 17:20 | 日本映画 か行