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北のカナリヤたち

阪本順治が監督。
森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、松田龍平が一同に会している。

この2点で観たい理由は充分あったものの、一見ぬるい感動系に見えて敬遠していた。
でも実際は想像の28倍ほど暗かったし、意外とミステリー調で面白かった。
人間関係もドロドロしてたし。

子供達の歌声ばかりを推すあの番宣の仕方はどうかと思う。
中年〜高齢の客層を掴むために敢えてミステリー感を隠して、ぬるそうに見せてるんやろうか。

吉永小百合は相変わらず少女のようで可愛かった。
20年くらい前のシーンで若作りをしてても、若作りに全く見えなくて何の違和感もない。すごい。

しかし小百合さんよりも、森山未來が本当に良かった。
彼が主役でもいいくらい。
演技力と、うだつの上がらないルックスが最大限活かされていた。
椎名林檎との浮気疑惑を報道されてる場合じゃない。
もっと良い映画にいっぱい出てほしい。

他の人達は出番が少なかった。
宮崎あおいとメガネの人の和解のくだりは、なんでやねんとしか思えなかった。

他にも、あまりにも予定調和だったりベタな部分も色々あったけど
見応えがあったし、阪本順治が監督して良かったと思う。
仮に山田洋次あたりが監督してたら、ほんまに子供の歌声が爽やかに響くだけのぬるい映画に(略

阪本順治さん、次は森山未來主演で「顔」の男版みたいな映画作ってくれへんかなぁ。

あと、全編にわたって本当に寒そうだった。
どれほど我慢しながら撮影や演技をしてたのかと思うと、それだけでもけっこう感動する。
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by amica_bambina | 2012-11-22 23:00 | 日本映画 か行