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トットちゃんの本

窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)

黒柳 徹子 / 講談社


トットチャンネル (新潮文庫)

黒柳 徹子 / 新潮社



今は黒柳徹子というと、「徹子の部屋」における芸人キラーのイメージが強いと思うけど
実は、歴代で一番売れてる日本語で書かれた一般書(小説?)の作者。
子供の時から何回も読んでますが、久しぶりに読みました。
何回読んでも、何歳の人が読んでも面白いです。

トットちゃんの方は、大人になってから読むと
校長先生の思想の素晴らしさが良く解って、それだけで涙が出てきたりしました。
あと、子供が一生懸命生きている様子にも感動するし、一番の育児書だと思う。
親、教師、子供、みんなが読むべき本ですね。

あとがきを読むと、発売当時いかにこの本がすごいことになっていたかが良く分かって
もうすごいという他ないです。

トットチャンネルは、テレビ放送の黎明期のことがよく解ってものすごく面白い。
当時の文化とかファッションのことも読むのが楽しいし
徹子さんの純粋さとか、敬語の美しさ、ご両親の寛容さも素敵です。

基本的には、徹子さんが音楽学校卒業を控えて、NHKの俳優養成所のオーディションに応募してから
試験を受けて合格して、養成所に1年通って、その後テレビに出演するようになって・・・という流れだけど
たまに戦時中の中学校時代のエピソードも入ってたりして、本当に面白いし勉強になる本です。
by amica_bambina | 2010-03-15 22:13 | My Bookcase
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