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School of Rock

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[邦題:スクール・オブ・ロック]

これはかなり流行ってたのに(アメリカで)観てなかったし
チェンジリングの後に明るいものが観たくなって、借りてきました。

いい歳していつまでもロックスターを夢見ているジャック・ブラックが
代理教師のふりをして、名門小学校の生徒達と一緒にロックバンドを組むという話。

ジャック・ブラックが子供と同じ目線で、先生というより友達として接してるのが特に良かった。
彼の持ち味を最大限生かした映画だし、子供たちも素晴らしくて面白かったー!
エンディングもベタなハリウッド的ハッピーエンディングではなく、realistic enoughで好きでした。

そしてロック、やっぱりロックはワクワクする!
BGMも往年のロックの名曲がいっぱいだし、中年から子供まで楽しめそう。

スコット・ルーディンという人がプロデューサーで、この前ケイト・ウィンスレットがゴールデングローブの受賞スピーチで
レボリューショナリーロードのプロデューサーに感謝を述べる時「スコット・ルーディン!」と言ってたので
ああいうシリアスな映画からこういうコメディまで幅広くやる人なんだなぁと思って調べたら
本当に幅広くやっている人だった!!
天使にラブソングを、トゥルーマンショー、アンジェラの灰、ロイヤル・テネンバウムズ、ヴィレッジ、クローサー、
ズーランダー、ノーカントリーフォーオールドマン、何でもあり。
すごい・・・
by amica_bambina | 2009-02-28 20:05 | Films "S"

Changeling

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[邦題:チェンジリング]

クリント・イーストウッドの映画は、硫黄島からの手紙は素晴らしかったけど
ミスティック・リバーは良さが全くと言っていいほど解らなかったし
ミリオンダラー・ベイビーはエンディングが納得行かなかったりで
これも微妙かなーと思いつつ、なんとなく気になって観に行ってきました。

とりあえず字幕が戸田じゃなくて松浦美奈さんだったので、安心して観始めた。
アンジェリーナ・ジョリーが苦手なので個人的にそこが微妙だったけど
何があっても息子を探し続ける母親という役に説得力はあったし
あとCMとかでは全然触れてないけど、腐敗しきったLAPDと対決するという要素も大きくて
かなり面白かった。

冒頭の、息子がいなくなるまでの導入部でさり気なくスムーズにバックグラウンドを紹介していて
テンポの良さというか、無駄なく短くまとめる演出力に感心しました。

息子がいなくなってからはありえない不幸の連続で、
別人を「あなたの息子です」と押し付けられて「この子は息子ではない」と言い続けたら
しまいには精神科に入れられたりするので、まさかこれが実話とは・・って感じでした。
息子より3インチも背が低いって言ってるのに、「ストレスで背骨が縮んだのでしょう」とか言われるし。

しかも息子はどうやら20人の子供を殺した殺人犯に誘拐されたらしく
それも実話だと思うとかなり恐ろしい・・・

アンジーは精神科で出会った女性達から話を聞いて
LAPDが都合の悪いことを隠すために無実で正気の人をバンバン精神科に放り込んでいると知って
自分と息子のためだけじゃなく、他の人のためにもLAPDの不正を公表して戦うことにするという
そういう正義感が素晴らしかった。

イーストウッドの映画は映像が特別美しいわけでもないし、やるせない話だったりするけど
情熱というか、映画作りに対する「誠実で真剣なやる気」みたいなものと
人間の正義感に対する絶対的な信頼が滲み出てるところが魅力なんだなと思いました。
4月公開のグラン・トリノが楽しみ!!

ネタバレ→エンディングの感想
by amica_bambina | 2009-02-28 19:21 | Films "C"

Envy

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[邦題:隣のリッチマン]

ベン・スティラーとジャック・ブラックは隣人で、職場も同じ親友同士。
ジャックが「犬のフンが消えるスプレーを開発する」と言い出してベンに出資を持ちかけるけど
ベンは「そんなアホな話があるか」とバカにしてお金を出さなかったら
ジャックは本当にスプレーを成功させて大金持ちに、その向かいでベンは出資しなかったことを悔やみ
日々羨望と嫉妬の気持ちが強くなっていくという話。

アメリカでテレビで観たときはもっと面白く感じたけど
なんか久々に観てみたらそうでもなかったな・・・

でも、アホコメディーの皮をかぶってるけど実は人間の欲望とか嫉妬心という
シェイクスピアかと思うようなテーマの話なのでした。

なぜかレイチェル・ワイズがベンの妻役で出てます。
彼女のキャリアの中で一番レベルの低い映画じゃないかな、これは・・・
by amica_bambina | 2009-02-21 17:31 | Films "E"

グミ・チョコレート・パイン

原作の小説が大好きなんです。
1回目を読んで3ヶ月後にまた読みたくなって、早くも2回目読了したほど。
1番好きな小説になったかも知れない。

面白い、共感できる、胸が痛む、熱狂する、感動する、ページをめくるのを止められない。
「良い本」の条件を全部満たしてるし、しかも本が苦手な人にもさくさく読めるようになってる。
表現が生き生きしてて、笑って泣ける、優れた小説なのです。
舞台が80年代で、当時の文化が描かれていることもいい感じ。

何より現実を厳しく描いてるところが素晴らしいなぁと思う。
がっかりの連続だもんね、現実は。

で、映画版を観てみたら、結構ひどかった。
勝手に脚色されすぎ、設定変えすぎなうえ、この小説の表面的なところしか拾ってないし
あと画の見せ方が下手だなぁと思った。
残念でした。

山之上とタクオ、カワボンはそれっぽかったけど賢三は・・・
ずっと柄本佑は賢三っぽいと思ってたので、山之上役も上手かったけど、彼に賢三をやって欲しかったな。
弟の柄本時生でも良い。
というか私は2人の区別がついてなくて、柄本明の息子の俳優は1人かと思ってた。
美甘子も全然違うかったなぁ・・・
by amica_bambina | 2009-02-21 17:20 | 日本映画 か行

Friday the 13th

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[邦題:13日の金曜日]

リメイクかと思ったら普通に続編で、オリジナル(1980年)から約30年後の現代の話だった。
ジェイソンは長生き・・・というか、今何歳なんやろ。

いやー、ベタといったらそれまでだけど、80年代ホラー映画の鉄板ネタ満載で面白かった!
グループの中に黒人とアジア人が混ざってるのが2000年代後半らしくて良かったな。

あのアジアンの男の子のキャラがかなり立ってて素晴らしかった!
彼がジェイソンに遭遇したとき、たまたま倉庫でホッケーの棒(正式名称が分からない)を持ってたので
「Are you lookin for this? Cuz it completes your... Outfit.」って言ったのが最高だった。

新しい感じのホラーではないけど、個人的には今時のグログロな後味の悪いだけのホラーよりも
このくらいの明るく軽いホラーの方が好きだし
ちゃんと80年代ホラーのルールを踏襲してて、スクリーム世代の私にはそれを見つけるのも楽しかった。
by amica_bambina | 2009-02-21 17:01 | Films "F"

少年メリケンサック

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クドカンは、脚本だけの才能にとどまらない人なんだなぁ。
セリフ作りが面白いのはもちろんのこと、画の見せ方とかも普通に上手だと思った。
映画をいっぱい観てる人なんだろうけど、どういう映画が好きなのかしら。

あと、80年代のパンクシーンをよく知っているのかしっかり勉強したのか
たぶん当時のことを知ってる人は「おっ」と思うんだろうなーというような
マニアックなカメオ出演とか演出が多いっぽかった。
スターリンの遠藤ミチロウさんとか。
私は大槻ケンヂの本を読んでたお陰でちょっとだけ分かりました。

ライブハウスで流血事件とか、バンドが解散する理由を木村祐一が語るとことか
オーケンの本に書いてあったことが本当に起こってる~って感じだったし
同じナゴム出身のピエール瀧も出てたし高円寺も出てきたし
この際オーケンの小説をクドカンが映画化してみたらどうかと思うほどだった。

予習として、バンドブームの全貌について書かれた「リンダリンダラバーソール」と、
アマチュアバンドがワゴン車で初のライブツアーに出るという内容の小説
「ロッキンホースバレリーナ」を読んでから観るとより楽しめるかと思います。
(出来たら「グミ・チョコレート・パイン」も読むとさらに良い)

あと中年達+宮崎あおいちゃんというコラボが絶妙だった、うまいこと中和されてて。
センスがいいなぁ、クドカンの前監督作も観てみたくなったなぁ。
by amica_bambina | 2009-02-15 23:20 | 日本映画 さ行