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オリヲン座からの招待状

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加瀬亮が出てるので観てみました。
宮沢りえもものすごく素敵だし、加瀬亮はやっぱり素晴らしい。
2人とも京都弁も上手かったし。

お金にならなくても、良い映画を上映して映画館を守っていこうという姿勢も共感できたし
まぁニューシネマパラダイスみたいな、古き良き映画館を舞台にしたわりといい内容なんですが
どうしても嫌だったのが、映画の始まりと終わりが「現代」になっていて
本編が過去の回想シーンになってるという構成。

もうこれはほんとやめて欲しい。
たそがれ清兵衛でも、最後の現在のシーン確実に必要ないでしょ。
(4歳くらいだった清兵衛の娘が老人になってて「父は幸せでした」とかナレーションが入るとこ)
なんで本編の雰囲気のまま終わらせずに、いきなり主要キャラが年老いた「その後」が出てくるのか、
ほんとやめて欲しい。

邦画だけでなく、タイタニックとかも正直あのおばあさんの部分いらないでしょ。
みんなDVD観る時飛ばすでしょ。
ダウンタウンの松ちゃんも「シネマ坊主」で、「リトル・ダンサー」のエンディングで
いきなり少年が大人になって踊ってるシーンがダメだ、あれは最後にあの少年が踊らないと意味がない、
いきなり何の関係もない俳優に踊られても何の感慨もないって書いてたけど、本当にそう思う。

せっかく宮沢りえと加瀬亮が素晴らしかったのに、いきなり数十年後のシーンになって老人を見せられて
それがこの2人の老後って言われてもねー。
この「現在」のシーンがなければもっと好きな映画になったかも知れないのに残念でした。
by amica_bambina | 2009-06-28 23:15 | 日本映画 あ行

Wall-E

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[邦題:ウォーリー]

これは素晴らしい素晴らしいと言われていて、アニメ以外の普通の映画賞をいくつか獲っていたので
相当いいのかと思ってたけど・・・
テーマは確かにいいとは思ったけど、最初の1時間くらいはロボットしか出てこないので
「ウォーリー」と「イヴ」という自分の名前を言うくらいで全くしゃべらず。
これほどセリフのないアニメもめずらしく、じっと見とくのがかなり辛かった・・・
モンスターズインクの方が全然いいと思いました。
by amica_bambina | 2009-06-28 22:53 | Films "W"

デトロイト・メタル・シティ

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いやー面白かった。
主にメタルじゃない時の松ケンの、キモい歌と走り方とかが。
面白かったんだけど、ロックバンドの描き方が適当だったので
クドカンの少年メリケンサックの方が上でしたね。

というか何がデトロイトなんやろう。とずっと思っていたけど
別に映画でもデトロイトとか全く出てこなかった。
デトロイト・ロック・シティを単に模倣してるだけ?
by amica_bambina | 2009-06-28 22:45 | 日本映画 た行

A Lot Like Love

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[邦題:最後の恋に勝つルール]

最近、日本では劇場公開されずにDVD発売のみになった洋画の邦題が
ヒットした他の映画と似たようなやつばっかりで、この便乗商法はかなり引きますね。
これも「ベガスの恋に勝つルール」とタイトルほとんど一緒だけど
共通点は主演のアシュトン・クッチャーのみで、内容は全く関連性ないのに・・・

とりあえず、この映画はアメリカでCMを観ておもしろそう~と思ってたものの
なんだか観に行く暇がなかったのか、観に行かなかった映画。
アメリカで2005年に公開されて、日本でのDVD発売は2009年・・・
こんなに時間がかかるとは思ってなかったけど、とりあえず観れてよかった。

アシュトン・クッチャーとアマンダ・ピートという最強の美男美女カップル。
なんだけど、アマンダはなんかいつもより可愛くなかったような・・・
意外と前歯が出てるなぁとか思ってしまった。

内容は・・・まぁ普通のロマコメなんだけど6年越しでやっとくっつくという可愛い感じで
特にアシュトンが、アマンダが写真展を開いてるギャラリーの向かいのコインランドリーで
何時間もアマンダが来るのを待つところとかが可愛かった。

最後のクレジットの時に出てくる2人の写真がむしろ本編よりも素敵だったような気も。
by amica_bambina | 2009-06-28 22:19 | Films "A"

Naissance des pieuvres

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[邦題:水の中のつぼみ]

このフランス語の原題、英語に訳すと「Birth of the octopuses」らしい。
「タコの誕生」・・・なんて美しくないタイトル!
でもなんか分かる気もする。
少女達の気持ちが、ゆらゆらというよりはタコのようにねっとり、うねうねと動いてて
けっこう怖い感じでした。

ちなみに英語圏で公開されたときは「Water Lilies」=睡蓮。
そして日本では「水の中のつぼみ」。
原題のタコだとあまりにもあれなので、綺麗にまとめようとしたんやろうなぁ。

映画自体も、けっこう微妙でした。
まぁ少女の言動って微妙なもんだからああいうふうになるのかなぁ。
私は自分も少女だった頃があるわりにはあまり少女の映画に共感できず
ソフィア・コッポラの「Virgin Suicides」とかもあまり好きじゃなかったし
この映画も「は~ん?」って感じでした。

これが絶賛されたってことは、大人の人たちも「少女って怖い」と思ってるのかなぁw
ロリータといい、スイミングプールといい、フランスが舞台の作品は少女を怖ろしいものとして描いてるなぁ。
あ、ロリータ書いたのはロシア人だけど。
by amica_bambina | 2009-06-28 20:53 | Films "N"

Gran Torino

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[邦題:グラン・トリノ]

クリント・イーストウッドだし、内容も「隣に住むアジア系移民の少年との心の交流」みたいな感じだし
「硫黄島に続いてまた公平な目でアジア人を描いているに違いない」と思って
ものすごーく楽しみにしていました。

が、観に行く前に字幕が戸田奈津子だということが判明。
前売り券を売って観に行くのを止めようとしましたが、定価で売れないので損してしまうし
結局観に行って、思いっきり低い姿勢で座って、前席の人の頭部で字幕部分を隠して観ました。

その甲斐あってほとんど字幕を目に入れることなく観賞成功!
ものすごく素晴らしい映画でした。
映画のタイトルも素晴らしいし。
今年の上半期ナンバー1確定。

なんか日本ではやたらと高齢者をターゲットにした宣伝の仕方をしてて
まるで「孤独な老人が自分の人生を見つめなおす」みたいな感じの爽やかなCMになってて嫌だったのですが
実はそんなゆるい内容ではないです、全然。
そういうのが見たかったらジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのThe Bucket Listを見てください。

アジア系移民や黒人が増えてきて、白人から見たらガラが悪くなった地区での人種間の確執や
移民の子供達(二世)のギャング化問題も大きく取り扱ってて
イーストウッドは綺麗事だけを描くような人ではないので、誰もが引くような暴力的なシーンもあるし
ゆるい気持ちで観に行くとだいぶショックを受けると思います。

でも最初は隣のモン族の一家を嫌ってたイーストウッドが、たまたまギャングから彼らを助けた形になって
彼らにお礼の品(食べ物)をいっぱいもらって「もういらんてば!」みたいになったり
わりと笑いも含まれてて緩急があるし、テンポが良くて無駄が一切なくて、本当に上手く作ってあった。

イーストウッドの役は、元軍人で、元フォードの自動車工員で
自分の息子が日本車に乗っていることに呆れるような典型的な「頑固な白人のおじいさん」。
その割にはあっさり隣のモン族一家への偏見を捨ててたので、ちょっとそこは真実味に欠けるかも知れないけど
良きアメリカ人とはこうであって欲しいという願いが伝わってくる感じのキャラでした。

イーストウッドの映画というのは、本気で良い映画を作ろうとして誠実に丁寧に作ったんだろうなぁと言うのが
観てて伝わってくるのが、映画好きとしては嬉しくなります。
あの年齢でここまでの情熱と創作意欲があるって本当に素晴らしい。
まだまだあと何本も良い映画を作ってもらいたいです。

モン族の少年役とその姉役の演技が下手すぎるとか色々なところで言われてますが
アジア系移民の二世の若者とかって本当にああいうぶっきらぼうな英語のしゃべり方なので
私は違和感がなかったというか、カレッジにもああいう子がいっぱいいたし、懐かしいほどでしたよ。

モン族について知りたい人は「The Spirit Catches You and You Fall Down」を読んでみてください。
日本語に翻訳されたものはないかも知れませんが・・・
モン族の一家がラオスからアメリカに移住してきて、その末娘はてんかんを患っていて
西洋医学とモン族の病気に対する常識との違いから来る医師との対立など
文化の衝突を描いたノンフィクション文学で、勉強になるし面白いです。
私は大学の授業で読みました。
by amica_bambina | 2009-06-28 20:21 | Films "G"

Milk

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[邦題:ミルク]

映画のことを書くとなるとものすごく真剣に何時間もかけて書くので
ここ数ヶ月は仕事のストレスが多くて、書く余裕が持てませんでしたが
ちょくちょく観に行ったりDVD観たりはしてたので
もう忘れかけてるけど一応書いておこうかな・・・

まずアカデミー主演男優賞と脚本賞を獲得したミルク。
ゲイであることを公表した初めての政治家ハーヴェイ・ミルクさんの伝記映画。

サンフランシスコに住んでいたし、しかもカストロが大好きだったので当然彼の名前くらいは知っていて
ハーベイ・ミルク・カフェも入ったことはないけどよく前を通ってたし
ゲイライツのために尽力していた時に誰かに殺されたというのも知ってたけど
詳細は全く知らなかったし、監督がガス・ヴァン・サントだし、すごく楽しみにしていました。

政治の話なので、いつも書いてるけど政治の話となると字幕を読もうが何しようが
全く理解が出来なくなる私としては、思ってたより退屈ではあったけど
でもショーン・ペンは本当にゲイにしか見えなくてすごかったし
ものすごく地道なキャンペーンの結果当選した時には感激で拍手したくなったし
何よりもあのカストロのパワーと優しさが画面から滲み出てきていて、良かったです。

でもグラン・トリノの2日後くらいに観たのでどうしても、あっちの方が印象深くて
自分の中でちょっと評価が低めになってしまってますが。
by amica_bambina | 2009-06-28 19:15 | Films "M"